私は2021年現在、埼玉県越谷市にて小中高校生向けの自立型学習塾「まんてんトラスト」を経営して6年目に入ろうとしております。
学習塾をやる前は公立学校(小学校・中学校/国語)の教員として、大学卒業してからかれこれ15年ほど勤め2000人以上の子どもたちと関わり、指導してきました。
2014年、一念発起して退職。その後学習塾を立ち上げました。
今は大学空手部で監督をしたり大学生のキャリア支援で社会人メンターや企業の新入社員研修などで講師を担当したりしております。
小学生から大学生までの子ども(大学生は子どもじゃないかな?)と社会に出てすぐの若者を見てきているので、成長・発達の段階を追って子どもを指導できるのが強みです。
子どもたちが憧れる生き方をしている大人を増やし誰もが持ってる可能性をとことん引き出して「自分だからできること」に出会いワクワクしながら生きる楽しさを全ての子ども達に伝える
という信念の元、教育実践家をやっております。
得意なことは「ワクワクする未来」を描くお手伝い。
趣味は筆文字、古代文字!

お手本通りに書くことを教わる習字とは違い、決まった型がなく、どんな書き方、どんな形もあり!の自由な感じが好きです。
それからおしゃれなカフェ巡りなんかも好きです。スタバやタリーズのようなチェーン系の有名どころも好きですが、個人でやってるような知る人ぞ知る、みたいなカフェも好きです。
(おすすめのカフェがあったら教えてください!)
私は物心ついた頃から自分の身体が女性であることにずっと違和感を感じていました。現在はジェンダークリニックにて「性同一性障害」という診断を受けトランスジェンダーであることをオープンにしています。
戸籍上の名前は「靖子」だったのですが、昨年裁判所にて名前の変更を認められ「靖晃(やすこう)」となりました。
*普段のビジネスネームは「そらやす」です。
出版も「鶴岡そらやす」で書きました。

【きみは世界でただひとり おやこで話す初めてのLGBTs】
LGBTsについての本というよりも「一人一人違うことを尊重しあって自分らしく生きよう!」という多様性教育の本です。
子どもから大人まで楽しめるように書いてあります。遊びながら「多様性」について考えられるようになってます^^
読書感想文を書いてくれた子や(感想文コンクールに入賞したと連絡が来ました)学校の授業で使ってくれた小学校の先生もいるんですよ^^
さて、ここからは、私がなぜ心学道場をスタートしたかについてお話ししますね。
合宿屋では「勉強」を使って子どもたちが「自分だからこそできること」を見つけ自分を最大限に活かして生きていく力を磨いてほしいと思っています。
そのために
・学ぶことは面白いと感じること
・勉強が将来の何につながっていくのかをできるだけ具体的にイメージできること
・受け身ではなく主体的に学ぶ姿勢を身につけること
この3点を大切にしながら子どもたちと向き合っております。
とはいえ、ここに行き着く前の私は「丁寧に、わかりやすく面白く教えてあげなければ子ども達は勉強をするようにならない」と思っていました。
必死に教材研究をしてわからなければわかるまで横につきっきりで教えてたくさんの宿題を出して・・・
ところが、成績が上がらないんです。それどころか、宿題をやってこない。やってきても答えを丸写し。気づけば生徒にとって「宿題を忘れないこと」「怒られないこと」が目標になっていたんです。
私が頑張って勉強をやらせようとすればするほど生徒は勉強が嫌いになるだけでした。
ある日。一生懸命に説明している私の横でつまらなそうな顔して聞いていた中学生に授業の後、思い切って聞いてみました。
「あのさ、授業の時何考えてた?つまらなそうな顔に見えたけどどんな気持ちだったの?」
『・・・もうわかったんだけど、先生が一生懸命だから聞かないと悪いかなーって』
「え?わかってたの?」
『はい・・・自分でできるのになって。でも先生説明してるし・・・全部先生がやればいいのにって思ってました』
ショックでした。生徒のやる気を削いでいたのは私。生徒がやろうとしているのを邪魔してたのは私だったんです。
そこで聞きました。「私は、何をしたらいい?何して欲しい?」
返ってきたのはこんな答え。
『わからなかったら聞くから、その時だけ教えて欲しいです』
そりゃそうですよね。当たり前なんです。助けが必要な時だけ助けてくれればいいんだっていうシンプルな当たり前。
自分だってそう。必要ない時にあれこれ口出されたら一気にやる気を無くすのに。相手が「子どもだから」と決めつけて忘れていた(考えていなかった)んです。
それ以来、子どもがわからないこと、悩んでいることをいつでも言える関係性を作ることに全力を注ぐようになりました。
コーチングを学び、メンタリングを学び「教える」を手放して「聴く」ことと「質問する」ことを徹底して。
結果、生徒の勉強量が増え結果がついてくるようになりました。生徒から「勉強が面白い」という声も出てくるようになりました。点数もーもちろん目安としては重要ですが
私は「勉強が面白い」という言葉が何より重要だと思っています。
成長して大人になると学びに点数がつかなくなります。
例え点数がつかなくなっても学び続けることそのものに面白さを感じてくれていれば、一生学ぶことをやめないでしょう。
楽しんで学べる力を身につけること。それが、私が子どもに渡せる一番のプレゼントです。
点数にばかりとらわれてその先にある「学びへの欲求」を邪魔してしまうことがないように、子どもが心の底から求めている本質的な喜びを見つけ出すサポートをしていきたい。
だから同じ想いを持つ番匠とこの心学道場を立ち上げました。
同じ想いを持っているお母さん、お父さんと出会えたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。